昭和回帰(*^^*) vol.3 秋桜
作詞作曲 さだまさし
昭和の歌姫…というのとも少し違う
山口百恵さん歌唱の
「秋桜」(コスモス)
現代の若者は耳にする事が
あるのでしょうか
嫁ぐ前の日の母と娘の情景
少ない言葉で 切ない心を
見事に表現しています
今では同棲→入籍→挙式なんて
カップルも多いと思いますが
嫁ぐ娘と
送り出す母親
を歌った昭和の名曲
短い楽曲ですが
心に刺さります
🎼淡紅の秋桜が秋の日の
何気ない陽溜まりに揺れている
此頃涙脆くなった母が
庭先でひとつ咳をする🎼
こんな何気ない母子の時間が
明日を境に
これが日常ではなくなる
涙もろくなった
母の咳ひとつも愛おしい
嫁ぐ日を控えた娘の
気持ちを描いています
🎼縁側でアルバムを開いては
私の幼い日の想い出を
何度も同じ話繰り返す
独言みたいに小さな声で🎼
長年住み慣れた家を離れ
暮らすということ
結婚し 他家の人間になる
普通にあることでしょ?
そうなんですけど
でも そう何度もあることでは…
娘を祝福しつつも
やはり 手放す辛さが
表現されています
🎼こんな小春日和の穏やかな日は
あなたの優しさが浸みて来る
明日嫁ぐ私に苦労はしても
笑い話に時が変えるよ
心配いらないと 笑った🎼
秋の穏やかな日差しの中で
ことさらに優しい
そして 寂しげな 母の存在
「苦労も笑い話に」
そうは言っても
苦労はさせたくない
「心配いらない」
一番心配してるのは 母です
🎼あれこれと想い出を辿ったら
いつの日も一人ではなかったと
今更ながら我儘な私に
唇噛んでいます🎼
アルバムを開いて
他愛もない会話
記憶もそんなに鮮明でなくても
わかり合える
こんな時間久しぶり と
思いながらも
どんな時も私のことを
大切にして
一人にすることのなかったお母さん
その幸せに今気づいた
そばにいられるうちに
感謝を形にしておけば良かった
当たり前だなんて
思ってなかったけど
でも 振り返れば
自分のことばかり考えていた私
お母さんのことを
第一に考えてあげられなかった私を
許してください
🎼明日への荷造りに手を借りて
しばらくは楽しげにいたけれど
突然涙こぼし
元気でと
何度も何度も
繰り返す母🎼
この曲のクライマックスです
荷造りに集中していて
いよいよ片付いてくると
娘は嫁いでいく
という現実が 急に大きくなります
母にとって
幸せなはずのことが
仕方ないんです…
結婚相手に娘を取られる
そんな気持ちに
苛まれてしまうんです
苦労をするとも
体がきつくなるとも
決まっていないのに
元気でいてね と
もう 理屈ではありません
母親だから これに尽きます
幸せと 辛さは 表裏一体
なんですね
🎼ありがとうの言葉を
噛み締めながら
生きてみます 私なりに
こんな小春日和の
穏やかな日は
もう少しあなたの
子供でいさせてください🎼
今までお母さんの愛を
当たり前のように感じて
感謝することのなかった
親不孝の私だけど
お母さんへの
「ありがとう」の言葉を胸に
これから生きていきます
二度とこない今日のこの時を
心に刻み
親子それぞれ
新しい毎日が始まるけど
せめて
今だけは
この穏やかな優しさに
包まれていたい
あなたの娘であることに
これからも変わりはないけれど
大切に育ててもらった
自分を
心に刻みつけて
私は嫁いでいきます
お母さん ありがとう♡
さだまさしさんの歌う原曲も
素敵ですが
百恵ちゃんの歌う
「秋桜」
やっぱり
キュンキュンします♫
時は移り変わっても
嫁ぐ娘と母親
永遠に変わらない
このシチュエーション
ぜひ
情景を思い浮かべながら
歌ってみてください(*´ω`*)
メンズの歌う秋桜も
素敵ですよ☆
百恵さんの息子さんの
三浦祐太朗さんも
カバーなさってます(^_-)-☆