昭和回帰(*^^*) vol.2 私鉄沿線
独断と偏見昭和歌謡の世界
続いては
野口五郎さん
私鉄沿線
男の未練と言いますか
好きな人は好き、時間が経っても
自分の気持ちは変わらない…
それも良いんじゃないって
思わせてくれる曲です
男心のお勉強でしょうか♡
昭和の歌は
情景が浮かんでくるんです
🎼改札口で君のこと
いつも待ったものでした
電車の中から降りて来る
君を探すのが好きでした🎼
田舎産まれの田舎育ち
一生田舎で暮らす
車社会の人間にとって
公共交通機関で通勤って
ものすごく憧れます
仕事で疲れて帰った駅
彼が改札で
待っていてくれる
めっちゃ憧れる
シチュエーションです
🎼悲しみに心とざしていたら
花屋の花も変わりました🎼
男だって失恋すれば
心を閉ざしますよね
季節の移り変わりも
目に入らないくらい
うつむいて暮らす毎日
いつしか花屋の花も変わっていた
🎼ぼくの街でもう一度だけ
熱いコーヒー飲みませんか
あの店で 聞かれました
君はどうしているのかと🎼
せめて あの喫茶店で
あの頃のように
コーヒーを飲まないか
あの店で聞かれたんだ
君はどうしてるのかと
本当に短い歌詞で
多くを語らなくても
切ない男心がきめ細やかに
描かれています
🎼伝言板に君のこと
僕は書いて帰ります
想い出たずね もしかして
君がこの街に来るようで🎼
駅の伝言板
令和の世の中
駅の伝言板
ナンノコッチャ
ですよね
今のように
携帯電話なんか ない
コミュニケーションは
すべてアナログだった時代
都会の人をつなぐ伝言ツールが
駅の伝言板だったんです
もちろん 私の住む田舎の駅にも
伝言板はありました
懐かしいですね
便利ではなくても
風情がありました
🎼僕たちの愛は終わりでしょうか
季節もいつか変わりました🎼
駅の伝言板を使うくらいしか
別れた彼女との
連絡を取る手段がない
なんとも 悲しくて苦しい
こんな気持ち
人生でそう何度も
味わうものではありません
🎼僕の部屋を訪ねてきては
いつも掃除をしてた君よ
この僕もわかりません
君はどうしているのでしょう🎼
現代のように
手軽で便利で楽しいことが
溢れてる時代ではない
そんな昭和の時代
彼の部屋を訪ねてきて
甲斐甲斐しくお掃除をする彼女
その姿をみて
幸せを感じる彼
この幸せが続くと信じてたのに
なぜ…
🎼買い物の人でにぎわう街に
もうじき灯りともるでしょう🎼
街が
夕暮れ時から夜の顔に変わる頃
人々は家路を急ぐ
彼女がいた頃は
ともに歩く日もあった
今でも
一緒に家路につくなら
彼女しかいないと
彼は思っています
🎼僕は今日も人波さけて
帰るだけです ひとりだけで
この街を越せないまま
君の帰りを待ってます🎼
自分に酔っている
と言ってしまえばそれまでなんですが
良いじゃないですか
自分に酔っていても
彼女のことが
忘れられないんです
だから 戻ってきた時
僕がいないと
迎えてあげられない
だから 引っ越せない
この街で待っている
戻ってくることが
決まってなくても
僕は待つ
連絡の取りようがなければ
待つしかない
良いじゃないですか
令和の世の中
何もかもが便利で
連絡取れないって何?
ってなると思うけど
連絡が取りづらいのが
当たり前の時代が
あったんです
そんな時代もあったことを
この歌が 後世まで
伝えてくれればなと 思います
当たり前のことが
当たり前ではなかった時代って
どうだったの??
そんな気持ちで
みなさんが昭和の歌に興味を
持ってもらえたら
こんな嬉しいことはありません…